今回の西野さんの炎上について思うところ

こんにちは多煩悩です。

初投稿になります。どうぞよろしくお願いします。

なんだか急に色々書きたくなってしまったので昔作ったアカウントを引っ張り出した次第でございます。

どうでもいいことしか書きませんが温かく見守っていただけると幸いです。

 

さて、今回の西野さんかなり炎上しましたね。正直あの感じですと炎上するのは当たり前といったところでしたね。

今回私が特に取り上げようと思っているのは下の記事です。

lineblog.me

これ以前に書かれていた二つの記事も目を通したのですが、事の本質があるのはこの記事なのかなと思っています。

さて、この西野さんの記事題名のつけ方の下種さや食って掛かるような書き方はまずは置いておいて、西野さんの意見について考えてみました。

西野さんの主張をまとめると、「情報は無料にしても物質は有料なら大丈夫だしその方がいいし、実際売り上げが上がっている。反対意見とかをいっぱいもらったけどほかの業界でもよくやってるし、これからの流れは情報は無料化でしょ。僕は優しいから教えてあげたよ。」といったところでしょう。大分悪意のある書き方ですね。(主に私の)

 

私のスタンスとしてはこの意見自体に間違いはないと思います。しかし、書き方が書き方なので少々悪質であると感じますし、ところどころ間違った意見が散見できます。

例としては音楽CDについてです。確かに多くのアーティストは発売されるCDの曲をYouTubeにアップしています。しかし、アップされているのはCDのうち1曲かせいぜい2曲程度です。シングルなら3曲程度曲が入っていますし、アルバムなら10数曲入っている中の1,2曲ですから情報をすべて無料化しているわけではありません。

つまり、この音楽CDの戦略は試供品に似た戦略といえます。これはすべてのページを無料で公開している西野さんの戦略とは異なる戦略だと思います。

 

では、西野さんの戦略の意図は何でしょうか。それは無料化することで目を通してもらったり、話題にさせるCM的な戦略といった方がしっくりきます。詰まる所炎上商法ですね。実際これだけ大きな炎上を達成させているため、ブログの閲覧数も上がっているだろうし、本の売り上げも上がったため大成功であると言えますね。そういった意味では私もそれの一助となっているわけです。本当にお上手です。

 

さて、西野さん自身の話はこれくらいにして私個人として一番気になるのは西野さんが言っていた「これから情報は無料になっていく。」という意見が本当なのかというところです。

西野さんの意見の中で唯一共感したのは「アニメ業界も同じじゃないか。」という意見。これはぐうの音も出ませんね。アニメは全話無料で見ることが出来、なおかつアニメ業界を支えているのはBlu-rayやグッズ等の売り上げです。これは西野さんの絵本と全く同じ状況です。私もアニメ無料視聴の恩恵にあずかっている身なので、西野さんに対して強く言えない現状です。

 

では、本当にアニメ業界のようにほかの業界も情報が無料化するのでしょうか。私は違うと思います。それは、現状のアニメ業界を見ていただければわかると思います。

現在アニメ業界は衰弱しきっています。アニメーターの給料は低くなり、今まで大手だった会社も不振続きで倒産する会社まで出ています。

このアニメ業界の惨状を見れば情報を無料化にする先に何が待っているのかが目に見えていると思います。末端のクリエーターを消費し、上の者だけが蜜をすするような最悪の状態になってしまう。私はそう思っています。金の奴隷宣言が聞いて呆れますね。

この際なので進言しておくと、私としては1話だけ無料にして、その後は有料みたいなアニメの形があってもいいと思います。良いものなら、面白そうなら必ずお金を払う人がいます。私もあまりにも完成度が高く、無料で享受するのは申し訳ないと思ったアニメはBlu-rayを買っていますが、実際買った後に見ることは少なく、無駄である場合がほとんどです。それならば有料公開でもいいのではないでしょうか。

 

長々とまとまりがなく書いてしまい、最後には西野さんと関係が無くなってしまいましたが少しでも共感していただければ幸いです。

これからもこんな感じのスタンスで書いていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。